『ぐんまワンデー世界遺産パス』で「吾妻渓谷(あがつまけいこく)」紅葉ハイキング
青春18きっぷが使えない季節は、ぐんまワンデー世界遺産パスを使うと少しだけお得になりますよ。
吾妻渓谷とは
吾妻渓谷とは、吾妻川に架かっているふれあい大橋から新蓬莱までの渓谷のことを表します。
大昔の頃に火山が噴火した際に流出した溶岩が、川の水によって深く侵食したのが始まりであるといわれています。
参考サイト:東吾妻町「国指定名勝「吾妻峡」」(外部サイト)
電車でのアクセス
JR吾妻線「岩島」降車、徒歩、または紅葉期間中は期間限定シャトルバスにて
『ぐんまワンデー世界遺産パス』で電車の運賃を節約!
例:深谷~岩島の運賃
- 通常:深谷~岩島 往復 3040円
- ぐんまワンデー世界遺産パス:2240円
- 通常の往復運賃より800円お得
高崎線(東京・熊谷方面)からの場合は深谷駅で購入します。
高崎での吾妻線乗り換えに合わせて少々面倒ですが1本早く乗車する必要があります。
ぐんまワンデー世界遺産パスとは
※『ぐんまワンデー世界遺産パス』は2022年3月31日で販売終了しました。
現在は『ぐんまフリーパス』『ぐんまワンデーローカルパス(デジタルフリーパス)』があります。
- 価格:大人2,240円、小児1,120円
- 発売箇所:フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、主な旅行会社
【期間限定】シャトルバス
岩島駅から「吾妻峡八ッ場広場」まで紅葉時期期間限定シャトルバスが運行されています。
運行期間は2021年10月23日~11月14日
*詳細内容については東吾妻町HP又は関越交通株式会社HPにて
【注意事項】
お出かけ前には必ず、ご自身で時刻表やハイキング情報などをご確認ください。
JR吾妻線岩島駅から期間限定シャトルバスで
JR吾妻線岩島駅は無人駅です。出たところにあるトイレはきれいです。
八ッ場ダム観光マップ
シャトルバスで吾妻渓谷へ向かいます。
バスから撮影の新吾妻線
ハイキングのルート
渓谷沿いの『吾妻峡ハイキングコース 十二沢PA~小蓬莱(見晴台)』は、十二沢パーキングがスタート地点となっています。
十二沢パーキングで下車ハイキングの前に猿橋に寄ります。
▼「屏風岩」
▼猿橋からの渓谷
ハイキングコース入り口
「鹿飛橋」
ここで渓谷を撮影してからハイキングコースへ向かいます。
鹿飛橋からの渓谷
綺麗なエメラルドグリーンの吾妻川
ハイキングコースは登山道のようなところもあります。
見晴らし台
先には渓谷はすでに無く、見えるのは八ッ場ダムでした。
「紅葉台橋」付近の展望台から撮影。
ハイキングコースを戻り渓谷を見ながら紅葉台橋へ。
「紅葉台橋」付近は所々に展望台が設けられて、「八丁暗がり」(若葉台~紅葉台の全長900mで川幅が狭まったところ」を間近に見ることができます。
▼「紅葉台橋」2021年4月に完成
紅葉台橋から撮影
紅葉台橋を渡り八ッ場ダムに向かいます。
▼見上げると大蓬莱 (ダイホウライ)
エレベーターで八ッ場ダムへ
▼八ッ場ダムからの眺望
▼八ッ場ダムから見晴らし台
▼八ッ場あがつま湖
▼「やんば資料館」見学
トイレは再生水利用の最新式
再生水は茶色い色をしていました。
表示は扉の裏側にありましたが、一瞬「流し忘れたのかな?」
こんなにダムの水があるのにと思う方いますが、環境に配慮したトイレは今後必要な取り組みですね。
新型コロナの影響か、便座除菌クリーナーも設置されていました。
帰りは吾妻峡レールバイク(アガッタン)で
注意事項の説明を聞き、ヘルメットをかぶり出発します。
電動アシスト付きの自転車ですのでラクラクです。
レールの継ぎ目で「ガッタン、ゴットン」と音と、お尻に振動が伝わってきます。
今回私は帰りの片道での利用でしたが、往復でも利用することが出来ます(雁ヶ沢駅~吾妻狭八ツ場駅)。
日本一短いトンネルもあり、ハイキングでは見られない風景も楽しむことができます。
GW時期でのダム見学ではエレベーターが込み合い、出発時間まで戻れなくなり、予約済みでも時間が来たら出発してしまい、乗車できなかったときもあるとの注意がありました。
予約済みの皆さんは早くから待っていました。
アガッタンの詳しい情報は公式サイトにて。※外部サイトに飛びます。
▼アガッタン「雁ヶ沢駅」からの旧吾妻線
アガッタン「雁ヶ沢駅」からふれあい大橋へ
雁ケ沢川付近で発電用水路橋を発見
ふれあい大橋から吾妻峡を一望
ふれあい大橋を渡ると、道の駅あがつま峡に到着です。
道の駅あがつま峡から岩島駅へはシャトルバス、または徒歩約35分です。
吾妻峡の紅葉ハイキング、迫力ある八ッ場ダム、吾妻線の旧線跡をしっかり楽しんだ1日となりました。
電車利用は、シャトルバスが運行している紅葉時期がおすすめです。
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